会社沿革
History
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1950年代・1960年代
当社のはじまりは、戦後間もない1950年、田中等(たなか ひとし)ら3名にて、田中製材所を創業しました。
その後1964年には株式会社を設立。松下電工の代理店として、建材の販売や内装工事にも事業を拡げました。
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1970年代
1970年代に2度発生したオイルショック。原油の供給逼迫による原油価格の高騰に伴い、当社も、建材の高騰と品不足に悩まされました。
その難局を乗り越えようと、たくさんの仕入業者様に協力をお願いし、盛大な展示会を自社で開催しました。
その時代に大成功を収めたその取り組みは、今でも毎年恒例のクラシス一大イベントとして引き継がれています。
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1980年代
国道8号線沿いの越前市日野美町に、鉄筋コンクリート2階建の社屋を建築し、本社を移転。
社屋落成記念として、招待者180社の出席で盛大に行いました。
その後鯖江市に移転するまでの55年もの間、越前市を拠点に商いを行い、丹南地区を中心とした多くのお客様とのご縁を結んでまいりました。
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1990年代
1991年に、2代目として田中和英が社長に就任。
休日・休暇を増やし、初の海外慰安旅行、従業員持ち株制度など、福利厚生の充実をはかりました。
1994年には設立30周年を迎え、クラシス株式会社に社名変更。
今でも色あせることなく社員に愛され続けているその社名には、「暮らしのオアシス」「暮らしの複数形」の意味が込められています。
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2000年代
新しいミレニアムの到来で世の中が沸く中、ものづくり大国日本において、様々な業界で機械化が進んでいきました。
当社の木材加工においてもその流れを汲み、2002年にプレカット工場を開設。クラシスの中枢事業として大成長を遂げてまいりました。
そして更に2007年には、一級建築士事務所として、株式会社リビングスペースを発足し、住宅事業もスタートをきりました。
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2010年代
2012年、本社 及び プレカット工場を鯖江市下河端町に移転。
以前より広くなった工場に新しい機械を増設し、パワーアップしたプレカット工場として月間3,000坪の加工に対応できるようになりました。
県外営業も強化し、石川・滋賀の近隣県から、関西のお客様ともお取引させていただいています。
社内においても、クラシスオリジナル工法「スマートパネル」での木造住宅合理化システムの認定取得など、新たな取組みが誕生しました。
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創業70周年と100周年に向けて
2020年に創業70周年を迎え、3代目の田中陽介が社長に就任。
「木造建築の新しい時代を拓く」をビジョンに掲げ、木材から建材までのプレカット領域の拡大、サステナブルな住まいづくりなどを進めています。
また、石川県内の事業拠点として金沢店を開設するなど、100年企業に向けて、新たなスタートを切りました。